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KOKORO NO TABI -PARTⅢ-

約8分

こんにちは、END です。   引き続きの Trip Report 、 -PART Ⅲ- 鳥居 に 鳥 in ・・・の後も、 海沿いをひた走り・・・ その眺めに思わず立ち寄った、 ハンパない程に強風が吹き荒れていたその場所は・・・ 白神岬 北海道の最南端、しかも石碑によるとこの付近の海底を青函トンネルが通っているらしい! 考えてみれば、本州と北海道をトンネルで結ぶなら近いところ同士が好都合なのだろう。 という事は、 最南端のココから・・・ 水平線の先に かすかに見えていそうなものは・・・ ”  北のはずれ 竜飛岬 ” !? <2013年  青森県 龍飛崎> 2年前に遥かに望んだあの場所に、今ボクは居る。 青森からの眺めのように、青く美しい海とともに見る事が出来なくて多少残念だが、 かすかに・・・という淡い感じも悪くない。   それにしても、 凄まじい向かい風にもかかわらず、 海鳥たちが押し戻されまいと全力で飛んでいく姿に、 思わず頑張れ!と応援したくなってしまうが、彼らの方がよっぽど力強い。 野生動物から学ぶ事は、人にやさしく・己で強く生きろ !? のんびりと景色を落ち着いて楽しみたいところだが、 強い風に長く留まる事が出来ずに、流されるようにその場を後に。   やがて・・・ 走るほどに空は晴れていき、海も青くなっていき・・・ 遠くにお船も浮かんでる!まるで童謡みないな景色。 美しい空、海、山。それに道がある、クルマがある。 景色を眺めながら、マイペースに走りたいだけ走り、 たま~に休憩。 ちょっと海を眺めながら お昼寝してみたり。 そしてまた走り出すの繰り返し。 走っていると、遠くに見える崖?岬?が気になって、 LET’S  GO!ちょっと冒険、電撃作戦・開始! し・か・し・・・ なかなか深い轍(わだち)。 一応、昨年の教訓から今年は少し車高を上げて北海道に臨んだのだが、 結局 「草刈機」状態に。。。やはりクルマは Stock(ノーマル)が一番か?? 判りきった当たり前の事を言っても無意味だ。 その先へ、前進あるのみ。 突破せよ! そしてもうこれ以上はシュビムワーゲンでもなければ走れないところまできて、 VWを放棄して、歩兵に転じ、徒歩で突撃。 そして、 到達。 素晴らしい眺め。 すがすがしい気持ちで景色を堪能。 その後も走っては、 一休みの繰り返し。 たっぷり左手に日本海を楽しんだので、ちょっとばかし右手側の山側も気になりだし・・・ 内陸側に進めば進むほどに、またまた天気が。。。 天気がいいところまで脱出しようと、高速に乗ったら・・・ 右手に見えますのは太平洋、そして晴れてきました。 長万部(おしゃまんべ)という聞いた事はあるけど、どこにあるのか知らなかった地名に、 思わず高速降りて、なんとなく道なりに走る。 すると・・・ 恐らく今まで辿り着いた駅の中では、一番小さいであろう! 「わらびたい」とは読めませんでした。お邪魔してスミマセン。。。思い出を有難うゴザイマス。 そしてまた再び走り出すと・・・ ここはいったいどこなんだろう?? どこかなんて別にいいやと思える光景でした。   「無」になったその後も・・ 再び 走り続けて日本海。 暮れなずむ中に見える切り立った崖の数々がシビれる。 日が沈むまでは海沿いを走り続けようって、思わされる光景。   そして・・・ 夜の帳(とばり)が下ちてたどり着いたのは、 小樽 昨年に引き続きやって来てしまいました。 今晩はここに泊まろうと思い、宿を探したものの、さすがはメジャーな観光地。 どこも満室で、宿探しは難航。それでもなんとか宿を確保して、 観光客が引き始めた市内を のんびりお散歩。 和と洋、かつてのモダーンな レトロな風情が好き。 もう列車が来ることは永遠にない線路も、夜はなんだか汽笛が聞こえそう?? 運河まで歩いて、ほとんどの店が閉まっていたので、またまたビヤホールで地ビールでした。   翌朝。 早くに目が覚めて、船見坂の 「船見橋」から 船を見つけて見ようとしましたが、 そんなことより、 まだ開いてまもない市場で、開いてる食堂で、また三色丼! こんどは、ホタテ!ウニ!!サーモン!!である。 この数日、人生の中で一番朝食がゴージャスな日々。日頃なにも朝食べない人なのに。。。 しっかり朝食を頂いた後は、 小樽探検へ。 とても美しく、静かな漁村に。 ハンパなく透き通った海の水!!湧き水なんじゃないかと思えてしまう。 こんな海で獲れたものなら、そりゃ美味いと納得してしまう。 漁村を後にして、 まるで「夏休み」みたいな光景を目の辺りにしたので、 浜辺へ。ここはナント北海道の海水浴場の発祥の地なのだそうです。 ああ、いい眺め。 海と空。 ただひたすらボ~として、どこに行っても景色がいいところでする事は同じ。 缶Coffee and Cigarettes ただし今回はちょっとご当地限定モノ。 「北海道の環境を守るあなたの1本」とか言われたらねぇ。。。これしかない。 しかも美味い!やはりキャブと同じでその土地・その気候に合わせたセッティングなのでしょう。 何気に地域限定モノには敏感な私。。。   ひとり独走の海開きの後は、 再び探検。 昨年 小樽を訪れた際に偶然出会った本、「小樽散歩案内の中で気になった場所、 ストーンサークル!があるという場所へ。 カンタンな看板があるのみで、とりあえず行ってみる事に。 しかし、行けども行けども何も無い。行き止まりになって果樹畑があるだけ。。。 おかしい・・・と思って引き返し、 そういえば途中で何か建ってたなと思ってそこまで戻ると・・・ あっ! よく見たら道が!というか獣道?? エ~ここを行くのぉ。。。 一応、かつては階段状の道として整備されていたようだが、 今ではすっかり草木が覆い茂っている。 まるで道を閉ざすかのように。 とりあえず、 せっかくだから行くだけ行ってみよう。 畑に入るぐらいの気持ちで行けば、何も恐れる事はない。あくまで平常心だ。 しかし! 行く手を阻む 倒木。 しかも妙に” わざとらしい” ぐらいの塞ぎっぷり。  ウソだろ~ ん~、これはこの先行けないな。 行ったところで多分何も見られないだろう。。。 それに・・・ もしかしてこれは、「来るな」 または 「行くな」 という ” 警告 ” かもしれない。 「・・・」 少し落ち着いて心に聞いてみる。 行きたいのか、行きたくないのか。 妙な胸騒ぎはしないか。   心静かに自分の答えを出す。 行きたい。 それに平気だと感じる。   では、この先どうやって前に進むのか? 正解は、 頭を下げて、ひざを付いて、くぐれば良い。茶室の入り口と同じだ。   無事に最初の難関?をクリアした後も・・・ 行く手を阻む倒木の連続。。。ヤレヤレまたですか・・・ もうこうなると、自分がまるで インディー・ジョーンズ にでもなった気分だ。 しかし、木が倒れているものの、道は拓けてきた感じ。   そして・・・ ここだ。 確かに廻りが石で囲まれている。奥に見えるのは墓穴になるらしい。 どうやら縄文時代の複数の死者を葬る「区画墓」だったのではないかという話だ。 上を見上げると、 ここだけ木々の間から空が見える。 何千年も前もこんな光景だったのでしょうか?それとも覆い隠すように木が生えたのか? 発掘されたものというから、真相はわからない。 でもなんとなく、 こういうところはやたらめったな人に来られたくないだろうし、 そっと静かに過ごしたい事でしょう。 訪れるならば敬意を払うべきだ。 感じ取る感覚が研ぎ澄まされる。 帰り道。 だんだん道が無くなっていくような不思議な感覚。 やけに外の世界が明るい。   やがて無事に外へ、時を越えて帰れました。   古文書?に導かれたディープ過ぎる「小樽散歩」の その後は、 札幌市内を目指し、再び路面電車に遭遇。おまけに「犬バス」も!!(イヌだよな??) そして辿り着いたのは・・・ とても雰囲気あるお店。 あのマルセイ・バターサンドで有名な・・・ 六花亭の直営店に到着! 思い起こせば、昨年 北海道へバターサンドを買いに行くという子供の頃の目標は達成したが、 どこで買えるか知らずに、結局ゲットしたのは帰りのフェリーターミナル。 そして今年ようやく直接の悲願達成。 雨も風も乗り越えてやっと来れました。 ひとしきり感慨深いお買い物の後は・・・ とりあえず札幌市中心部へ。 「北海道はサッポロビール」なんて看板を観てしまうと、 カンタンに影響を受けてしまうボク。 今夜はサッポロか!? ストレートな男らしい言葉が心を打つ。。。 そして、 商店街をブラついて、札幌のラーメン! ボクは「札幌ラーメン」の定義やセオリーを知らないが、札幌でラーメンが食べたかったのだ。 麺、スープ、すべての具材が旨い! 恐るべし、北海道の食。。。何食べても美味い。 満足したその後は・・・ 久々に強い目的意識を持って、未練を振り払うかの如く ドライブ。 それもそのはず、向かった先は・・・ 苫小牧フェリーターミナル   まもなく 「北の大地」 の旅が・・・ 「落陽」 と共に終わろうとしています。   PART Ⅲ – 完 –   次回、 KOKORO NO TABI  –  帰郷 –   エッ!まだ続くの!? ハイ、書く方も 読む方も 長すぎて疲れるので、また今度。 それではまたお逢いしましょう。 – END –     <おしらせ> 本牧・横浜 MQQNEYES Area-1 では、 恒例の夏のキャンペーンがスタート! ひと足早く、Japanese 夏の涼 をゲットしてください!!

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