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What a Feeling

約 12 分

こんにちは、END です。

 

 

懺悔の時間です。

 

去年の夏。

やるべき事、向き合うべき現実に目を背け、

己の心の弱さゆえ・・・

不埒な誘惑に負け、

手を染めてはいけないものに、

また手を出してしまいました・・・

 

このまま 堕ちるところまで、堕ちていくしかないのでしょうか・・・

 

さて、

前置き長いですが

よーするに また増えちゃいました。

HONDA  SPACY

初代 の ホンダ・スペイシー、’82か’83年式のようです。

実は人生初のスクーター入手。 スクーターには興味が無かったのですが、

コイツの アチコチ三角形のカタチ、

な~んか ’80年代のヒトが考えた「近未来」みないなデザインを目にした途端・・・

「ちょっといいんじゃない!? 」と、

持ちかけられた話に、思わず食らい付いてしまいました。

 

懲りもせず、また 不動車 にもかかわらず・・・

 

ムカシの人は言いました、

「若い時の苦労は 買ってでもしなさい 」 

 

・・・とっくにオッサンになりましたが、

相変わらず苦労を しっかり買ってしまいました。。。

 

ま、

そう思ったら やるしかない。

 

では早速、先の見えない戦いに身を投じましょう。

 

まず不動ではあるが、一応エンジンは掛かる。

しかしスロットルにはまったく無反応で

不安定に力なくアイドリングでただ廻り続けるだけ。

とりあえず余計なカバーやエアクリーナーを取り外して観察すると、

アイドル状態で キャブからガスが盛大に吹き返していました。

 

点火タイミングが狂うような構造ではないし、バルブタイミングが狂うのも考えにくい。

(ちなみにコイツは4サイクル!単気筒です)

というのも、

動いていた車両が、ある日突然不動(不調)になったというハナシだから、

部品の組み間違えは無いし、

キックは降りて、スムーズにクランキングはするのだから、

バルブ廻り・エンジン内部のトラブルは考えにくい。

 

というわけで、

キャブが怪しい・・・ ということで、取り外してみる。

 

CVタイプでホースがいっぱいだが、外観上は妙な異常はナイ。でも キタナイので、

とりあえず廻りを掃除、キレイにしてから分解。内部をチェックすると、

メインジェット脱落 と ダイヤフラムに不具合を発見。

部品が手に入るか調べてみたものの、メーカーからの供給はナシ!

仕方なく、部品取りになりそうなUSED を探して・・・

 

入手した キャブまるごと。 ちょっと廻りを掃除してあげたら結構キレイ。

根拠はないけど、雰囲気的にゲットした中古品がそのまんま使えそうな感じがしたものの、

そのまんま Assy.で交換ではナンカ 味気ない。

それに「何が」原因だったか、理解できないままで終わる。結果がすべてではない。

なので、「疑わしい」と判断したParts だけを交換。

結果、作戦成功! ビンゴでした。

調子よく吹け上がってくれて、普通に走れそうです。

 

さて、すぐにでも走りまわりたい所ですが、

このスクーター、実はブレーキもダメ。

リアは完全に死亡していて、フロントだけでずっと止まっていたらしい。

リアブレーキは、

ブレーキ・シューの摩耗が原因で、なんなく復活。

で、

フロントも念のためチェックする事にして、分解した途端・・・

シューが ポロっと落ちてきました。。。

しかも 汚れやサビの状態から判断すると、だいぶ前に剥がれていたようです。

フロントブレーキだけで長い事 制動していたそうだから、相当無理が掛かっていたのでしょう。

やっぱりキチンとした点検と修理は大事ですね。

 

さて、

車体が動くようになって気になるのが、

このスクーターの、当時の「セールスポイント」であったデジタルメーターが、

動かない。 いつまで達っても 「ゼロ」のまま。。。

オドメーター(距離計)が動くので、メーターワイヤー切れは無い(ハズ)。

念のため外して確認しても、やはり異常なし。

メーター本体の故障か?

ウーン、まずはデジタルメーターの構造のお勉強・・・

 

調べてみると、メーター本体よりも、

ワイヤーの回転を拾って電気信号に変換するスイッチ、

「リードスイッチ」 なるものが、まずは怪しいようだ。

「被疑者」 はメーター裏に潜んでました。

部品が出るか調べてみると、「メーカー廃盤」 。 やっぱり ね。

30年前のマイナーなスクーターの部品がカンタンに手に入るハズはない。

 

さてどうする?

 

ここで ホンダ・フュージョン も デジタルメーターだという情報を聞きつけて、

同じホンダ同士だから、もしかして付いちゃうんじゃないの??と。

それに部品が出そうな機種だし・・・と 試してみたら、出ました!

しかし・・・

左が フュージョン、 右がスペイシー

ブラケットの形・高さが若干違って、干渉して取り付けが出来ない。

 

さあどうする?

 

よーく観察すると、ブラケットの違いだけでリードスイッチ自体は同じっぽい。

じゃあ 移植すればイイじゃん!って事で

 

早速 手術。

一応無事、移植に成功。

でも果たして このリードスイッチが原因なのか?

ボクの下手なハンダ付けで壊してないか??

一抹の不安を感じながらも、メーター組み上げて、

キーON、フロント浮かせてタイヤを廻してみると ・・・

時速 2 km/h を表示! 見事 成功!!

 

その後、試運転に出掛けて 、

メーターも車体も、普通に動く事が 無事確認できました。

 

ようやく ” 普通 ” に乗れるようになりましたが、

そうなると「見た目」も ” まとも ” にしてあげたくなります。

 

ボディーパネル等は コンパウンドで磨き、

白っ茶けたモールやカウルなどの「黒い樹脂部分」 は、

 

MOTHERS Back to Black

マザーズ バック トゥー ブラック

コイツで黒々、復活させました。

 

しかし・・・

この「残念な姿」の シートは、どーしたものか・・・

ハゲハゲだけど、破けてないから、交換してしまうのはモッタイナイ。

なので、

市販の缶スプレー「染めQ」を使って、復活を試みます。

まずは・・・

シートに入っていた純正のライン、レタリングは残したいので、

マスキングを施していきます。

 

そして塗装!(塗っている所は夢中だったので写真ナシ。。。)

で、

完成。 予想よりうまくいきました。

純正のラインの劣化が少々目立つようになってしまったが、

ここはオリジナルを尊重してそのまま手を付けずに残します。

 

だんだんキレイになってくると、

イロイロ気になる所が増えていきます。

たとえば・・・

こちらの 「大変ご親切な」注意書きステッカー。

こんな 「お節介」ステッカーは、ビジュアル重視なら必要ない。

何も無い方が 美しい。

で、

速攻で 剥がしたはいいものの・・・

くっきり 日焼け跡が残って、みっともない!どーやっても落ちない。。。

仕方ない。

何か貼ってごまかそう、という事で・・・

HONDA の 輸出用コーションステッカーを貼ってみた。

何でだろう?英語だと不思議と許せる気がしてしまう・・・

で、

調子にのって・・・

 

次々と ・・・

 

ステッカーをせっせと張り替え。

サイドミラーコーションステッカーもついでに貼ってみる。

 

こうなると、いっその事 「北米仕様」 にでも!との思いが芽生えます。

「スペイシー」の 北米名は ” ELITE (エリート) “ か・・・

 

「エリート仕様」を目指す・・・ つまりは 「エリート気取り」!?

・・・いけすかね~な、そんな奴。 敵だ、敵!

という事で、「エリート」 育成計画は あっさり却下。

やっぱり「エリート」より、「スペイシー」の方が ” 言葉の響き ” が断然良い。

US のモノに心惹かれるけど、あくまで「自分がイイと思う事」を一番大事にします。

理屈よりも心の声!って事で。

 

見た目を気にし始めると ・・・

やはり 「車高」 が気になります。

という事で、

 

早速バラして、毎度呪文のように「二巻き半・・・」と唱えながら・・・バネ切りました。

 

そして組み戻すと、

とりあえず 低過ぎず高過ぎずに車高は落ちたものの、

試乗してみると、何だかリアがグニャグニャして乗りづらい。コリャいかん。

何か短いサスを見つけだして流用しようと、

休日にジャンクヤードへ足を運び、適当に合いそうなものを2本見繕ってきました。

一番左が純正スペイシー用 (カット済)。他 2本はジョグとかその辺用らしい。

結果は、一番短いヤツが、見た目も走りもイイ感じでした。

 

こうして、

だんだん気に入った「見た目」になっていったものの、まだ何かStyle がしっくりこない。

かといって、元のカタチが気に入っているので、あまり外観に手を入れたくない。

 

そんな時、

ふと ホンダのホームページを見てみたら、

「スペイシー」新車発表時の広報資料が。

ぶっ飛んでます・・・未来です!フューチャーしてます!?

 

そしてさらにぶっ飛ばされたのが・・・

このイメージ。 コレです!ボクの求めたイメージ!

ま、企画段階のイメージスケッチが一番カッコいいというのは良くある事です。

ならば、再現・イメージに近づけてあげましょう。

 

車高は落としたから、腰高なノーマルより 横長な印象に変わってるので、

イメージに近づけるには・・・

ここはやっぱり、MOON Disc だ。

し・か・し・・・

当然ながら既製品でスクーターにそのまま付くものは無いし、

自分で加工してどうこうという形状でもナイ。

なので、Special Order にチャレンジしてみましょう。

(特注である程度の形状は製作可能なのですヨ)

 

早速バラして、各部を 計測して検討。

なんとなくこんなんでOKか?とイメージ沸いたら・・・

それを元に「どんな形・サイズ」か、よそ様にもわかりやすいように図に起こします。

このカンタンな手書きの図面を MOONEYES USA に送って製作を依頼。

待つこと Few Weeks。

届きました!

図の通りの Special MOON Discs です。

早速、装着に取り掛かります。

まずは仮合わせ。

で、

やっぱり問題発生。。。ドラムプレートへの干渉、

 

そして直径自体も、リムのテーパーの分、わずかに小さくした方が「座り」が良かったハズ。。。

嘆いていても仕方ありません。

「失敗」 も 「計算の内」 です。いくら考えたところでやってみなければワカリマセンから、

初めからスンナリうまくいくとは思ってません。

 

しからば

切った張ったは稼業じゃないが・・・

決着つけてやろうじゃないか。

 

まずは 干渉しないように・・・

プレート側を削ったり、Discの円周部分を削って外径を小さくし・・・

エアバルブはうまく逃げましたが、ハブはわずかにキツかったので、穴 チョット広げました。

そんなこんな、すったもんだで仮 Fitting は万事OK。

いよいよ 本装着です。

 MOON Disc は基本リムにビス留めですから、穴を開けます。

3つの穴を開けますが、いっきに3つ開けずに、最初に1つ穴を開けたら、

それを基準にひとつづつケガいて穴を開けていきましょう。

(一度にやると、穴位置がビミョーにズレた時に面倒です)

そしたら、

それぞれ順を追って装着していきます。

 

そしてついに、

装着完了。

フロント

リア

動かないものが動く、ボロがキレイに、思った事がカタチに。

ささやかでも 形になっていくのが楽しい。

ベースは何だって構わない。自分が楽しいと感じればそれで充分。

 

” SPACY ” って、

「スペーシー」ではなく 「スペイシー」と発音し、

宇宙空間的な・・・みたいな意味かと思ってましたが、

「夢うつつ」 とか「心ここにあらず」、

「自由」、「型にはまらない」 といった意味も 英語にはあるそうです。

 

ブログ書いて初めて知りました。

 

-END-

 

 

追伸

不動車の引き取り・買取 および 修理は承っておりません。

そーゆーハナシはもう振らないで下さい。

もういい加減にしないと。。。

 

ちなみに、

HCS 2015  Spotlight が決定しております。

ちょっと気になる企画も・・・

 

そして

29th Annual  MOONEYES  Street Car Nationals®

 .
エントリー受付中です!
皆様のクルマが観られることを楽しみにしております!
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お気軽に Car & Motorcycle でお越しください。

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