こんにちは、ENDです。 先日、ちょいと帰省した際に、 放置状態の実家の部屋を、片付けようと思い立ち、 ” 開かずの間 ”と化していた 「押し入れ」の中を、 一気に全部処分しようと、 始めたものの・・・ こんなの出て来てしまって、いきなり頓挫。 幼少期に集めたミニカー達は、とうの昔にほとんど処分したと思ってましたが、 大切なヤツは残していたんですね。 コレは残して飾ろう! と、当初の計画はどこへやら。。。 気を取り直して、処分再開! ・・・したのも束の間、 押し入れの中の隙間に噛み込んでいたボール紙の束にスタック。。。 それは・・・ 昔作った「プラモデルの箱」が潰されたモノ!?でした。 ミニカー集めに始まったクルマ趣味も、 より 「実車みたいなリアルさ」 を求めて プラモデルへと、 小遣い貯めたり、お年玉パワーで少しづつ増車させていったのでした。 肝心の「プラモデル本体」達は とっくの昔に処分しましたが、 作り終えた「箱」は、だいたい畳んで押し入れに放り込んでいたので、 それがそのまんま残っていたようで。 さあ、今こそキレイさっぱり全部捨て去りましょう! ・・・と、その前に、 せっかくだから写真に残しておこうと思い立ち・・・ というワケで、 ’80年代プラモデルの箱絵、追想の記録簿 こちらの一部を公開。 スカイラインが好きでした。物心付いた頃の型はジャパンとR30でした。 MID4 とMID4-Ⅱって、コンセプトカーありましたね。 当時てっきり市販されるものだと思っていました。 今にして思えば NSX の先を行っていたのに・・・ フェンダーミラーからドアミラーの時代でしたね。 ちょっと今更びっくりしたのが・・・ おっ!WIDE OVAL !! そーいえば箱は無いけど、バンダイの”ダットサン・ウイズ・バイク”ってのも タイヤはFirestone だったような。。。 旧いクルマへの興味も徐々に深まっていった中、 一番衝撃的だったのは・・・ コレです。 510ブルーバードは元々好きでしたが、 それまでに観た どの510よりもカッコイイと思いました。 実はこのキットに<最上級者向>って書いてあって、 それにビビって 、しばらく買えなかった(高かったしね・・・)のですが、 何度も模型屋さんに足を運んで眺めていたので、 やっと買った時は大喜び!でした。 そんな衝撃的な1台の510も、箱に書かれた情報以外は、 「BREってナンダ??」のまま 月日は流れ・・・ ’88年にたまたま読んだ本の、ある雑誌広告に釘付け。 あの510のホンモノだ!! ここに行けばいいんだ、いつかヨコハマへ行こうと思いました。 興味は国産に限らず、イロイロ。 ロスマンズ・カラーの956が好きでした。 タルガというチョイスは、ちょっと意外な気がしましたが、 岡の上から夜景を眺めるみたいな箱絵が気に入ったのかもしれません。 いわゆるスーパーカーへの興味は薄かったのですが、 TESTAROSSAはナゼか好きでした。 テスタオッサン・・・では無いです。 カッコいいと思ったら何でも。 トラックも。大排気量でハイパワー、実に男らしいスーパーカー!? 大きいプラモデルが完成した時の充実感はハンパなく、 さらに何かとスケールアップし・・・ 1/16スケールの、 ブガッティ・ロワイヤル。 デカくて、長い。最高!? ちなみに箱の解説によると、 1930年代で既に 時速200km/h越え(!)で、 防弾仕様(!!)らしい。 シビれる。 ボクの中で BUGATTI と言えば、TGV みたいなスーパーカーではなく、 撃たれても平気なロングノーズ・ショートデッキの、 ロワイヤル です。 実車に迫る勢いでスケールアップしていった、 プラモデルの その頂点は・・・ 1/12スケールのフェアレディ240ZG でした。 ずっと憧れてたので、やっと手に入れた時の感動はそりゃもう・・・ 但し、小学生が立ち向かうには やっぱり「早過ぎた」クルマだったので、 満足いく出来栄えで完成は出来ず、 「分相応」「身の丈」 という事を教えてくれたのは、プラモデルでした。 他にもプラモデルからはいろいろと学ばせて頂きました、 ほんと”文化教材” でした。 憧れといえば・・・ 模型屋さんの上の方に並ぶ 「アメリカのプラモデル」はずっと気になる存在でした。 でも小学生からしてみれば、 何て書いてあるのかワカラナイ言葉がいっぱい並んでいて、 しかも(値段が)高いから、欲しくても中々手が出せないシロモノでした。 やがてお金貯めて、勇気を出して!? 初めて手に入れたのは・・・ Funny Car でした。 なんでコレを選んだのかは定かではありませんが、 多分コレが一番ストレートに「アメリカ!」と感じたのかもしれません。 レースカーでロングノーズ・ショットデッキだからかな? ただし、Funny Car とは何であるかなど、わかっているハズはなく、 「ファニーカー」って何? ? 辞書で調べて、 Funny=面白い!? 「カッコいい」の間違いでは??? アメリカ人は謎だ。。。 当時はそう思いました。 それにフォード・テンポって、 一体どんなクルマなんだろう??と、 外車のガイドブックをイロイロ観たところで、一向に「謎」のままでした。 それからどれだけ経った後でしょうか? ある時 Ford Tempo が、実際どんなクルマか知る時が来たのですが・・・ 何だコレ??超フツーの地味なセダン! あのFunny Car と 全然違うじゃん。。。 ずっと・・・ テンポは「インターセプター」みたいなクルマだと思ってたのに! ガッカリな真実でした。 ま、勝手な思い込みなだけですけど。。。 さて、 アメリカのプラモデル作りは その後も細々と続き、 振り返ってみればイロイロな発見も。 コレも撃たれても平気なロングノーズ・ショートデッキだな!? ’34 Ford Coupe は、後年になって映画「California Kid」を知った時に 「おやっ!?もしかして・・・」と思い出しましたっけ。 ’89年の外国車ガイドブックの「謎のクルマ」の正体を掴んでいたり、 アメリカのトラック( Pickup)は、カラフルでオシャレなんだなと思いました。 その時代、 もちろん日本の日本車のプラモデルも平行して作ってましたが・・・ 「GT-R」が復活したあたりで、打ち止めとなりました。 というか、プラモデル自体作らなくなりました。 ちょうど中学生で、クルマだけでなく音楽への興味が深まったりして、 お金も時間もなかったからだと思います。 それに「GT-R復活」を越えるインパクト、夢や浪漫のあるクルマは その後現れなかった(と感じた)ので、新型車への興味は次第に薄らぎ、 古いクルマへと興味が深まって行き、 ’90年代のクルマ趣味は「本」へと移行していったのでした。 そんな時期、たまたま書店で見つけたのが・・・ 「あの時」のアメリカのオシャレなトラックの本でした。 中を開くと・・・ クラウンのトラックってカッコいいんだと思いましたし・・・ ピンストライプやレタリングってモノを初めて知りました。 それに・・・ また「あのお店」、ヨコハマへと繋がるんだなと。 さて、それから時は流れ、 念願の「実車」を手に入れる事が出来た後の、 2000年代以降はというと・・・ いくら「実車」を手に入れたとはいえ、 好きなクルマ・欲しいクルマは たくさんあり過ぎる、 とてもじゃないけど何台も所有する事など出来るワケ無いので、 せめて・・・とばかりに、 再びプラモデルに手を出したものの、 作っている時間など無く、かさばるだけで邪魔で仕方が無い。 大きければ置き場に困るのは、実車もプラモデルも同じ。。。 なので、余程では無い限り、もうプラモデルは買わない! と固く心に決めて・・・ 小さめのミニカーに移行したものの、 パッケージに入ったミニカーは、パッケージも魅力的。 なので そのまんま飾るから、いつしか飾る「カベ」が無くなる。。。 仕舞っておいても仕方無い、いつでも観られる所に無いと。 で、ここ数年は、 箱から出して、積み重ねて飾れるから、場所を取らない・・・ TOMICA に移行。完全に逆行しました。。。 でも今の時代はいいですね。小さくてもリアル、種類が豊富なんだもの。 と、こんな具合に スケールアップしていったクルマ達はスケールダウン。。。 ですが、クルマに違いはありません。 「プラモデル」や「ミニカー」という事に拘りはなく、 「手に入れる事が出来るクルマ」の ” 精一杯の大きさ ” なだけ。 ま、ミニカーなら いつでも眺めて楽しむだけだから一番かも!? 出来ればホンモノを観たいけど、 なかなか 観られないクルマばかり ですから。 と、思っていたら・・・ 2009年・冬。 目の前に現れました! 第18回 YOKOHAMA HOT TOD Custom Showのゲストで やって来たのでした。 さすがに・・・ この辺は アメリカに行かなければ観る事も無いだろな。 行ったところで果たして何処に行けばいいのか?? と、思っていましたが・・・ 今年 ” Orbitron ” がやって来るらしい! 凄いな・・・ と思っていたら、 ナント! MOONLINER もやって来ます! ちなみに このMOONLINER 、 実は子供の頃に、そうとは知らずに TVで観ていたのでした。 KIRIN Mets(グレープフルーツ味)のCFに出てたんですね。 今にして思えば、 MOONEYES、それに Land Speed Racing を直接では無いにしろ、 初めて観た時だったのかもしれません。 いろいろな憧れの世界がひとつに繋がっていき、 ヨコハマに集まりますね。 第25回 ヨコハマ ホットロッド・カスタムショー 2016(HCS2016) 楽しみです。 それに USゲスト が楽しみなだけでなく、 やっぱりどんなエントリー車両が集まって、観る事が出来るのか楽しみです。 毎年海外からHCSを観に来るお客様がどんどん増えていってますが、 それは それだけ日本に素晴らしいHot Rods & Customs、それにMotorcycles が 存在するからだと思います。 日本の場合、 本場USAのように長い歴史や環境、教えてくれる人が近くに居るわけではなく、 何をするにも解らない事、無い物だらけで苦労します。 よほどの強い意志が無ければ、やり遂げる事は難しいですね。 恵まれない環境だからこそ、憧れや情熱は、より強くなると思います。 それに日本にしか無い魅力的な車両もあるし。 製作中の皆様、頑張って下さい。 特設サイトにてエントリー受付中! ベンダーブース、コレクティビティーズアレイ、 モーターサイクル、ミスティカル トライアンフ チョッパーズの 受付は終了となりました。 ありがとうございました。 カーショーは受付中ですが、 お早目のエントリーをお勧め・お願い申し上げます。
エントリー受付 ~ 10月14日(金)まで
詳しくはコチラ↓↓↓ http://yokohamahotrodcustomshow.com/hcs2016-entry/ そして今週末の9/25(日)は、 第19回 オール オッズ ナショナルズ & 第2回 クラウン クラシックス リユニオン 2016年9月25日 (日) 9:00 AM – 3:00 PM 雨天決行 場所: お台場青海駐車場 こちらが開催です。 素敵な国産車にお会い出来るのが楽しみですね。 -END-