こんにちは、ENDです。
再び・・・ ハイ、また手を出しました。。。
HONDA ZOOK ’90年に発売されたスクーター。
当時、「ヘンなバイク~、オモシロイ~」とは思ったものの、
そのまんま ほとんど思い出す事の無かったスクーター。
それがある日突然、
「ズークあるけど、どう?」の、降って沸いたハナシに飛びついてしまいました。
ま、ZOOK なら小さくて軽そうだから、置き場所はなんとかなるだろう、
イザとなればベランダに・・・という安易な気持ちです。
ちなみにこのZOOK は長らく放置されていたそうですが、
ナント!不動車ではありませんでした。
残念ながら!?キック一発始動で調子良さそうです。
あんまり愛着沸かないで気楽に乗れる!?と 安心しましたが、
よくよく眺めると年式相応にヤレています。
ま、当然ですね。
せっかくだから、手持ちの様々なケミカルを総動員してキレイにしてあげる事に。
果たして劣化したプラスティックが復活するのか疑問に思いながらも、
せっせとシコシコ磨いていくと・・・
おっ!意外とキレイになった!?
ちなみに・・・
仕上げはこのBack to Black で強引に甦らせた感じです。
コイツが一番調子良かったです。
このケミカル、基本的は黒いザラザラしたプラスティック用で、
ツヤのあるプラスティックや塗装面には「使うな」の注意書きがあります。
今回の恐らく元々半ツヤ?のカウルにはうまくいきましたが、
もしかしたら誤った用法になるかもしれません。
ダメなものは 何やってもダメだったねと、
笑って諦められる覚悟がなければ、 やらない方がいいですね。
さて、
チョットでもキレイになってくると、
不思議と欲が出てくるもので、
大変有り難い「注意書き」のステッカーが目障りな気がしてきたので・・・
文字としての情報より、デザインとして視界に馴染んでくれる気がする!?
HONDAの輸出用・英語のコーションラベルに張り替えて、
キーシリンダー上には、なんとなく “OFF” ステッカーを貼ってみました。
ちなみに売ってるままのステッカーは真四角なので、
ハサミで形に切って貼ってます。
そして、
カギにはこちらの・・・
なんとなく、ソレらしい?統一感を持たせてみました。 さらに、
こちらの評判のスプレーを使って、
くたびれていた エアクリーナーボックス や サイドケース を、シュッとひと吹き。
とりあえず身だしなみが整ったので、ナンバー取得して、路上復帰です。
ご近所 や 路地裏とかを走る分には、お散歩気分で とってもFunな感じ。
ちっちゃいのでどこにでも行けそうな感じがするし、
入れそうな隙間があると・・・入ってみたくなります。
ホラ、ピッタリ!なんだか妙に落ち着きます。
猫の気持ちがわかったような気がします。。。
さて、 一通り Enjoy したその後は、
チョットまたやってみたい事をやってみます。
各部の構造や状況を とりあえず観察、どーするか考えたら・・・
アチコチ寸法を測って、カンタンな図に起こしていきます。
そして待つこと アバウト 2 weeks。 そう!
Special MOON Disc 、
前回同様、また特注のムーンディスクです。
さて、届いたら早速装着に取り掛かるワケですが、
まずは仮合わせ。 で、4枚製作したうち・・・
3枚はピッタリ入るのに、 1枚だけリムにキツくて入らない!
試しにDiscを入れ替えてみても、 どーしても1っ箇所だけ入らないリムが。。。
見た感じ リム打ちはしていないし、同じスクーターの同じリムですから、
みんな同じサイズのハズ。でも それは思い込みの上ですね。
リムの内側が正確にコンマ数ミリ単位で同じハズはありません。
製品(リム)の個体差によるものであったり、 25年前の中古車ですから、
わずかな歪み・変形が悪さしていて当然ですね。真円ではない。
つまり、みんな同じでうまくいく と思う方が 間違いです。
というわけで、 もう少し許容誤差を大きくとって、
Discの直径を小さくしておくべきでした。。。
ま、今更オロオロしても仕方ありません。
後は、 己が旋盤になったつもりで・・・
ただひたすら心を無にして削るのみ。 で、
仮合わせにやっと成功したら、
後々手入れがラクなようにDiscにクリアーを吹いておきました。
そして、 いよいよ装着に取り掛かります。
ドリルの他にハンマー、センターポンチ、マジックなどを用意して、
ひとつひとつ順番に けがいて 穴を空けていきます。
ちなみに、 MOON Discは 11/64 (4.3mm)の下穴を空けて、
付属のタッピングビスをねじ込んでやるのですが、
予め、ユニファイ No. 10-32サイズのタップでネジを切ってあげるとラクラクです。
穴あけ完了したら、Discをリムに装着。
そして車体への取り付けとなるワケですが、
ここまで来てやっと気が付く事もあります。 それは・・・
左後・一番下のブレーキワイヤの取り付け部の突起がDiscに干渉しました。
とりあえず干渉しない程度に、欲張らずに削って対処。
これでやっと!・・・ ではなく、もう一つやっておく事がありまして、
ブレーキアームをDiscをかわすように、2,3発ぶっ叩いて曲げました。
(変形してピンが通らなくならないように、詰め物してから 心置きなく叩いてます)
これで車輪一式が車体に無事付いたので。
最後の1枚。 脱着する度に合わせやすいように、Disc裏に 目印を付けておきました。
そして、
装着完了!
右フロント。うまくいきました。
ただし、エアバルブの穴は見た目重視で小さくしたので、
空気入れの形状によってはエアいれられません。
覚悟の上ですが。。。
左フロント。出っ張りのある下側もギリギリ逃げました。
上から見る事考えたら、出っ張りを削って、穴を小さくしても良かったかな??
左リア。こちらはさらにギリギリ攻め過ぎました。。。
普通に走ってる分には問題ナイですが、
車体が傾いた状態でブレーキングすると、時々どこか擦る事があります。
やっぱり何事も 「詰め過ぎ」てはイケマセンね。適度な「遊び」が必要。
ともあれ、
「チョットそこまで・・・」のお散歩が、さらに楽しくなりました。
しかし、 人間とは欲深いもので、
あるもので満足していればいいものを・・・
装着していた USのメタル・ライセンスフレームの
Old School な 金属・メッキの質感が、
プラスチックだらけの9o’s なズークに、
果たして合っているのかと・・・
そんな折、 NEW ITEMの・・・
これでお悩み解決です。 とりあえず先行でプレーンのタイプが入荷だったので、
せっかくだから文字入れしようと思ったものの、さてどうしよう??
ズークに入れる文字・・・ ん!?ズークとは??
調べたら、 「~ずく」 という言葉から
ヒントを得たホンダ・オリジナルの造語らしい。
英語で言うところの Tendency の意味だったのね!?
しかもスニーカー(ズック)のように乗れるという意味合いも 、
やはり込められていたらしく、外観はスケボーをイメージしていたらしい!
という事は、逆算して考えると・・・
スケボーの、ズックの、テンデンシー(傾向)は???
やっぱり・・・
VANS だろ!?
ま、DC Shoes や Simple なんてのも リアルタイムでありましたが、
真っ先に思い浮かび、今でも愛用してるのは VANS です。
というワケで、
リスペクトの気持ちでキャッチコピーを入れてみました。
イイ感じ!ではあるのですが、
いかんせん SK8っぽさよりも、MOON Disc を付けたので・・・
Race のイメージが強いので・・・
Racing div.ステッカーを貼ったバージョンも、しっくりきます。
悩みどころ!?
ま、他人様にとってはどうでもいい悩みばかりですが。。。
「自分の好きにしろ」ですね。
そんなこんなで、
新しい小さなHONDAで、小さなことからコツコツと・・・
結局 深みにハマって 楽しんでおります。
-END-