こんにちは、ENDです。 とある午後。 MOON Garage前に珍しいおクルマがやって来ました。 ’60 Jaguar Mk2 Garage前にお越しという事は・・・ ホワイトリボンの取り付けです。 毎度お馴染みのリボン取り付け作業なのですが、 今回の おクルマは、 古き良き 英国のスポーツサルーンなので、 Wheelの装着方法がセンターロックです。 正直、センターロックの Knock-off Spinner は苦手です。。。 Knock (叩いて) Off (外す)、 つまり「 外す」には「叩く」しかない。 大切なクルマを叩くなんてそんな事、 私にはとても出来ない・・・ などと、最初はためらっていたものの、 最終的には 鈍器で ひたすら殴打。。。 で、外れました。 サイコな笑みがこぼれます!? ちなみに、センターロック/ノックオフ・スピンナーは、 レースカー や 本気のスポーツカー にはお馴染みの方式ですが、 その雰囲気、スタイル(だけ)を楽しめるカスタムパーツが、 古くから存在しております。 カリフォルニア・スピンナー コレはコレで ひと工夫しないと付かないパーツですが、 昔から 様々なスタイルのカスタムで活躍していますね。 さて、ハナシを元に戻して、 フロントの装着を終えたら、次はリア。 外してみると・・・ この年式にして、リアもディスク・ブレーキです! Garage内で Pinstripeを描いていた Wildman によると、 初の市販車 4輪ディスク・ブレーキ装着車だったらしいです。 ナルホド!だから・・・ リアバンパーの真ん中にDISC BRAKE のエンブレムがあるのですね! さらに Wildman による解説は続き、 昔のイギリスのコーギーのMk2のミニカーにも、 Blackwallのタイヤを Whitewall に変えられるシール(!?) みたいなのが付属されていたそうです。 きっと Wildman には、ホワイトリボンを取り付けしているボクの姿は、 ミニカーで遊んでるKidsにしか見えていなかった事でしょう。。。 面白いおハナシが聞けて良かったですけどね! そして、 完了。 エレガントな装いに。 それにしても、 こんなに上品で素敵なサルーンの姿をしつつ、 3.8リッターDOHC! 最高速は200km/h 超え!! まさに 「速い」スポーツ サルーン ですね。 そんな高性能車に装着されたミラーは・・・ コチラ。 この ミラーは、 50~60年代にかけてのスポーツカーなど、英国車でお馴染み。 このミラーのスタイルの、 リプロ/カスタム・パーツは昔から存在し、 今でも販売しております。 レースカーやスポーツカーなど 、 速い、かっこいいクルマのパーツは、 速そうな雰囲気が漂い、カッコいい形をした 憧れのパーツ。 なので、 そいつを流用したり、そのリプロダクションや、 様々な車種に使いやすいように工夫されたカスタム・パーツが登場し、 いろいろなスタイル・車種のカスタムで愛用され・・・ これらも 今でも販売しております。 そのパーツに抱く思いは、人や時代によって様々なんでしょうけど、 いろいろなきっかけで 「いいな」 と思ってくれる人が 誰かしら居てくれるから、そのパーツがずっとあるんでしょうね。 どこかで途切れたなら、「レアもの」になるんでしょうけど。 いつの時代も楽しんでいる人がいるって、いいですね。 ご来店ありがとうございました。 -END-