いらっしゃいませ!花粉のせいで自分のフィルターが詰まり気味の松井でございます。
先日、CaliforniaのSwap Meetに行った時に買った、Hot Rodマガジン!もちろん、
どれもジャケ買いしたんですが・・・。
そこに、珍しい形のSuperchagerのエンジンが2冊!そう、PotvinのSperchagerです。
そこで今回は、MOONEYESのもう一つのブランド!POTVINの小話です。
初めて聞く方も多いと思いますが、ポットピィンと発音して頂ければ、Hot Rodderには
通じると思います!
Potvin AutomotiveはHop upには欠かせ無い、Camshaftや世界的にも珍しい
Front Mount Blowerを作っていたブランドです。そして、さかのぼる事48年前の1962年に、
Dean MOONがPotvinを買収!
よって、MOONEYES Orijinal Camshaft「MOON RACING CAM」が登場しました。
MOON Camを削っていたBillはもともと、Potvinで働いていました。Billの削るMOON Camは
Hot Rodderの誇りでした。
So-cal Speed ShopのJimmy Shaneもロッダーズジャーナルに
彼の車が特集された際に、エンジンスペックの欄に「Camshaft:Grind by Bill Jenks」と記載してました。
もちろん、今でもPotvinブランドは生き続けています!
そしてPOTVIN BlowerはMOONEYESで今も生産・販売しています。
このBlower、Bonneville RacerやOld Drag Racerなどにはとても重宝されています。
なぜなら、このBlowerの一番の特徴である、エンジンの前に付くことで、車両自体が低重心に
なるのと、長さ(スペース)の問題が発生しますが、直進安定性を求める、Racerには、
一般的に良く見る、エンジンの上でベルトで駆動するタイプよりも、駆動のLOSSが少ないという
メリットも魅力的だったと思います。
MOONEYES DragSterをはじめ、Fred LarsenのT-型&ストリームライナーには、この
Blowerが付いています。そして、MOONEYES USAのChico-sanは2008年から、
Potvin Blowerをつけて533でスピードに挑み続けています!
FredはBonnevilleに行くときは、ストリームライナーを牽引して、Blower付きのスペアエンジンを
Pick UPのBedに積んでCaliforniaからUtaに行っていたそうです。
ずいぶん簡単な説明でしたが、
どうです?ちょっとは、Potvinに興味を持っていただけましたでしょうか?
そのPOTVINのT-Shirtが昨年の夏に販売されました!そして、Moon of Japan
25周年を迎える、2011年になんと、Newデザインが登場です。
当時のオリジナルのデザインを若干変更しホワイトとブラックの2種類!OがCamshaftになっていて、
ローラーリフターを押し上げています。オリジナルはこのリフターがオーバルの輪からはみ出ていますが、
これは、あえてオーバルの中に収めています!2011年バージョンです!
「POTVIN Superchaged」のLogoが渋い!FrontのLogoはPOTVINのIntakeに
付いている、Logoです!
そして最後は、こちらのデザイン!POTVINのトレードマークでもあるドラゴンのLOGO!
ステッカーは以前から販売していましたが、T-shirtは初登場!
このデザインが、一番気にっています!!
今後、こんなステッカーも登場予定です!
そう考えると、このステッカーはMOONEYES歴史が凝縮されていてリーズナブルだと感じてきました…!?
POTVINのSuperchagerを付ける事は無理でも、ちょっとでも、興味を持ってくれた方には、
是非着てもらいたいT-Shirtです。
この夏、ヘビーローテーション間違い無しのPotvin T-Shit!あなたはどのデザイン?
By Matsui