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Don’t Miss The Train

約10分

こんにちは、ENDです。

 

ちょっとご無沙汰して申し訳ございませんでしたが、

またまた「遠乗り」・・・というか「放浪記」を完結させますネ。

宗谷岬を後にして、オホーツク海沿岸を進もうとしたものの、

濃霧注意報 と 強風にやる気をそがれ・・・

 

じゃ、

風が強く吹くなら、風に吹かれてみましょうか。

 

とりあえず、

 

稚内の漁港と市場に立ち寄ってから、

後は風に吹かれるがままに南下。

 

海から離れ、内陸部に進むと、

いよいよ結構な雨と風に見舞われ、

こりゃ~ どこか町までたどり着いたら、

今日はソコまでかな??

と、辿り着いたのは名寄市。

とりあえず駅に行ってみると、左右対称で木造?の駅舎が素敵。

雨が小降りになったので、少し町中を徘徊してみる事に。

 

すると住宅街の奥、

丘の上にSLの姿が見えたので、

近くまで行ってみました。

 

どうやら北国博物館という所の展示物で、

既に閉館時間を過ぎていたものの、

屋外展示のSLは自由に観ることが出来ました。

ココにあるのはココにしかない

「キマロキ編成」という、豪雪地帯だけの「排雪列車」なのだそうです。

2両目のマックレー車というので、

除雪で積みあがってしまった雪の壁を崩しながら かき集め、

3両目のロータリー車で、

邪魔な雪を遠くにブっ飛ばし、

前後2両の機関車で 力づくで突き進むという、

実に豪快で男らしい列車、だったのです。

さて、そんな力強い機関車を観ていたら、

もう少し行ってみようかな?と思ってしまい、再び走る事に。

しかしやがて雨・風がまた強まった上に、真っ暗に。。。

 

そんな中、やっと辿り着いたのは旭川。

さすがに疲れたので、

さっさとビール。しっかり酔いが回って爆睡。。。

 

翌日。

とりあえず駅前ウォッチングの後は、

どこに行こう?

ふと、先日たまたまニュースで観た「橋」を思い出し、

ソコに行ってみようと、目指す事に。

 

天気いいなと思ってたら・・・

雨が降ってきたり。

山の天気だものね。

 

やがて目的地が近付くと・・・

おおっ!

道路沿いにアーチ橋を発見。なかなかの高さだな・・・

廃線になった鉄道の橋ですが、何とも云えない魅力と迫力が。

 

さらにその先にちょっと行くと、

幌加駅という

40年近く前に廃止された駅のプラットホームが。

という事は、

線路伝いにテクテク歩いて行けば・・・

森を抜けたその先は・・・ アラっ!?封鎖中。。。

だったものの、

間近で橋を観る事が出来ました。

さすがに・・・

ココを渡るのはデンジャラスだから通行止めは当然だな。

 

ちなみに、

本日の目的地は別の場所。

道を先に進んで、さらに森の小道を行くようです。

恐竜の骨みたいな倒木を横目に奥に進むと・・・

 

あった!

幻の橋!!

ダム建設に伴い、湖の底に沈んだり、姿を現したりを

60年以上も!繰り返している鉄道橋です。

 

半分くらい水に浸かった姿や、雪の中の絵柄も美しいそうですが、

年々崩壊が進み、そのペースも上がっているそうで。

いやむしろ、

よくぞここまでひっそり耐え抜いてきたものだと思います。

 

凄いですね。

森の中に居ると時の感覚が 変になるもので

いったいどのくらい居たのだろう??

 

抜け出して来たら、

カブトムシ居た!? ちゃんと My Beetle がありました。

 

その後も、

ちょっと先に進んで 再び森に入ると・・・

「新線」の方の廃線の橋が。

小川がいい感じですが、

道を閉ざすかの如くの 倒木が何とも不思議。

一体この先はどこに通じてるんだろうか?という雰囲気。

 

誰も居ない廃線跡で のんびり過ごしましたが、

ここは自然歩道としてハイキングコースにもなっているようです。

 

せっかく深い森の中に

かつて頑張っていろいろ造った方々がいらっしゃったのですから、

本来の役目を終わりにさせられても、何かしら活用の場があったり、

せめて記録や記憶に残るといいですね。

 

他にも、

壮観な光景が。

眺めがイイのですが、ココが一番ビビる高さ・・・

 

その後、

山を下って、平野を走り、

大きな街を目指してやって来たのは帯広。

 

駅前で早々に宿を確保したら、

我慢できずに缶ビールあけて、夜の街をフラフラ探検。

ほろ酔いで知らない街、が心地よい。

街中に鹿が居る!と思ったら、銅像でした。。。

 

商店街をブラブラ散策して抜けた先、

地元で親しまれていそうな居酒屋さんに入店。

とりあえず、

好きなアスパラと食べた事がない「ほっき」のメニューを頂いたら、

女将さんに話しかけられて、「ほっき」を初めて食べたと話したら、

ほっき貝そのものを見せてくださり、

「この貝、そこの人が採ったんだよ」と、

ナント!カウンターに座って飲んでいたご夫婦を紹介されまして。

実は漁師さんがたまたま居合わせたという、びっくりの展開でした。

お刺身で頂いた後は、漁師さんオススメのフライも頂きました。

甘味があるのでフライとの相性も良いそうで とてもおいしかったです!

何かと新鮮な「ほっきづくし」の晩でした。

 

他にも気になるお料理がいろいろあったし、

他のお客さん達とも楽しい店内でしたが、不覚にも

結構酔ってしまったので、御なごり惜しいですが撤収する事に。。。

 

帰り際、ふと目にした 壁の言葉。

いい言葉だな。

 

翌朝。

この日は終に北海道を離れる日。なのであまり時間は無い。

さてどこに行こうかと、地図の中から目に留まった場所へ。

向かった先は

幸福町の「幸福駅」

30年前に廃線・廃駅になったそうですが、

その駅名の通りHappyで のどかな雰囲気で保存・整備されてました。

 

現役当時から名前の縁起が良く、しかも

愛国という駅から幸福駅までの切符が「愛の国から幸福へ」

という事で40年程前にブームになったそうです。

今でも「恋人の聖地」として崇められ、記念切符が販売されており、

待合所には当時からの ”愛の切符” がびっしり貼られておりまして・・・

荒んだオッサン一人には、まるで神札だらけで

結界が貼られてるかの如く、近づけない聖域です。。。

 

と、

そんなロマンチックな世界とは無縁ですが、

この駅のプラットホームからの眺め、

かつてここを行き交った人々の見た景色、

遠くに望むあの山々は ずっと変わらないんだろうなと、

そんな所に 浪漫を感じます。

それにしても

よりによってソコから生えて来るかっ!て感じ。

植物の自由自在・たくましい生命力って、凄いですね。

 

その後。

せっかくだから、件の「愛国駅」へ。

ちなみにココは愛国町という地名の町にあり、

こちらには蒸気機関車が展示。

鉄道への興味は薄いけど、機関車はナンカ好き。

メカニカルで男っぽい、問答は無用のカッコ良さがある。

 

ここの駅舎の中は交通記念館となっていて、

様々な鉄道関連の貴重な資料が展示されていたのですが、

 

昭和のテーラー、もしくはジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)みたいな

ポーズでキメたマネキンさんのインパクトが強烈過ぎて・・・

久々に007が観たくなりました。

 

さて、

タイムスリップ気分を味わった後は再び現実・・・

いや帯広市街地に舞い戻って来まして、

やって来たのは「六花亭」さんの帯広本店。

子供の頃にバターサンドに心奪われたからには、

創業の地は是非とも訪れておきたかった。

そして頂くのは店舗限定販売の・・・

「マルセイ アイスサンド」 と 「とかち帯広発」

感涙。しっかりと味わってきました。

 

さあ、

これで後は帰路に着かなければなりません。

大好きなセイコーマートに寄った後は、

一路 苫小牧を目指します。

 

と言いながら、

ちょっと寄り道してみたり。

 

そしてついに

苫小牧に到着、乗船。

やがて

雨の中、出航。

ありがとう 北の大地、また逢う日まで。

 

さて、出航してしまえば、後は食べて寝るだけ・・・

ですが、フェリーの中でラウンジ・ショーが開かれており、

この晩は JAZZ だったので行ってみる事に。

JAZZのLiveは観た事が無かったので初でした。

カッコよかったです。

音楽をいろんな方が自然に楽しんでる雰囲気も良かったですね。

もしも楽器が弾けたなら・・・と思ってしまう。。。

 

その後は

喫煙所が我が特等席。 やがて抜け殻に。。。

 

翌朝。

晴れてくれるのかと思いきや、

仙台港が近付くと曇って来てしまい、おまけに風がとても強い!

 

これだけの強風だと、

今回はウミネコの ”お出迎え” は無いだろうな

と、思っていたら・・・

 

凄い数がやって来た!

上にも・・・

下にも!

入港・熱烈歓迎です!?

 

ウミネコの航空ショーに夢中になっていたら・・・

あっ!プリンス!! ロゴも変わらず続いてて凄いですね。

 

やがて

下船。 お世話になりました。

旅が終わりに近づいていく・・・

 

そして

話は飛んで・・・

今度はどこ行った?って絵柄ですが、

実は 実家の近所の土手で、平凡な住宅街の目と鼻の先。

散歩で行けるような近さなので、 VWで来たのは初かも?

なんとなく 家に帰る前に寄ってみたのですが、

クルマからの眺めは、いつでもどこでも別世界で旅気分!?

 

クルマ(に限らず自分が好きな事)をきっかけに、

さらに楽しい事に出会ったり、世界が広がったりするのですから、

入口も、居場所も、感動も無くしてしまったら勿体無い。

 

いつまでも楽しんで行きたいですね。

-END-

 

 

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