こんちは、Endでございます。
コワい顔。恐ろしい顔。
しかも元からの。いいのか悪いのかわかりませんが、チョット憧れますね。
さて、クルマの場合のコワイ顔。
いろいろあると思いますが、実際お目にかかった中でのトップはコチラでした。
’58 Lincoln
ん~、コワイですね、恐ろしいですね。
ちなみに次点はコチラ↓
’58 Chevy
でもこちらは生まれながらではなくて、スカーフェイス。長年修羅場を潜り抜けて、箔がついた感じなので
審査員特別賞でしょうか??
今までは’58 Lincolnがデフェンディング・チャンピオンでしたが、その座を奪ったのは、
やっぱりコノお方!
’57 Dodge !!
コワいぞ!コワ過ぎる!!ワルいな~、ワルい顔してるな~、
クルマ界のダニー・トレホでしょうか!?素敵じゃないですか!
何気に当Blogに何度かご登場頂いているクルマですが、やっぱりこの顔が一番コワいでしょうね。
でもこの’57 Dodge、コワい顔ばっかりに注目行ってしまいますが、いろいろ興味深いディティールもあります。
57年から始まるクライスラー社の”Forward Look”と呼ばれるNewデザイン、
その中でもDodgeだけの特徴、
“Swept-Wing Dodge”、テールフィンがリア・フェンダーにOverlap・覆いかぶさってます!
「段付きのアルファ」ならぬ、「段付きのダッヂ」。。。
そのテールフィンに付く、
エンブレム
いや~ステキじゃないですか、中世の騎士!ナイトです、ナイスですね!
Car Club Plaque
(コレは勿論Dodgeオリジナルではなく、Car Clubのオリジナル。)
そして、コチラのWheel Covers/Caps。
’57年モデルのDodge純正です。
なんか見覚えありますよね?コレですね↓
Lancer Wheel Coverです。
こちらの元ネタですね、若干アレンジされてますけどね。
(オリジナルStyleのLancerの リプロも最近出たみたいですけど)。
カスタムWheel Coverには、実は元ネタがあったりします。すでに’50年代にはアフターもののカスタムパーツ
として販売されていたものがたくさんあるんですよ。ムカシからカッコいいWheel Coverをみんな付けたがった
から、リプロ(コピー)したアフターパーツが存在しているのです。とくにAlumi. Wheelsが存在しない、
或いは高嶺の花の時代はね。
’50年代末のUSマガジンの広告です。
見たことあるヤツや、あーこれ欲しいってヤツが結構ありますね!
今でも販売しているモノもありますね、’50sから続く由緒正しいスタンダードなんですね。
ところで純正・オリジナルとアフターモノの違いですが、モノによりますが、デザイン以外にも
裏側に違いが隠されています。それは「ツメ」です。
左から順にオリジナル(例題で’57 lincoln)、
上のオリジナルと下のアフターものでは「ツメ」の造りが違いますね。
オリジナル・純正は、純正Wheelに装着が前提ですから、それ専用設計でツメは小ぶり、
純正Wheelにはバッチリ付きますが、純正以外の場合は同じWheel Sizeでもビミョーな違いが
あるので、うまく付く場合もあれば嵌らない、最悪「外れまくりの飛びまくり!」という事もあります。
余談ですが、
「Wheel キャップは飛ぶのがカッコいいんだろ」と、心に響く迷言を残したお方もいましたが。。。
<参考例>
気合で切り込んで、コーナー駆け抜ける。男らしい・・・
20世紀のカーアクション映画や刑事ドラマのお約束でしたね。
ハナシを元に戻して、
対してアフターモノは、ツメの調整が出来るようになってますからSizeさえあっていれば大概の
Steel Wheelに装着可能なわけです。但し、アフターモノはこの調整出来る構造のツメがカシメて
付いてるのおかげで走行中に若干異音(キシみ音・シャラシャラ音)が出る場合があるのが玉に瑕。
(音鳴りが気になる方にはTrim Ringという選択肢もあり。比較的マシ、しかも一番外れにくい。
変形しない・音のこもる円盤状のキャップではなく、形状が「輪」なのがいいのでしょう)
オリジナル・純正にはオリジナルならではの良さ・満足感、でもレア物・高価格で付く・付かないのリスクも高い、
アフターモノには装着のしやすさ・安心感そしてお手頃価格、でもFit具合次第でノイジーという
それぞれに利点・欠点があります。
汎用品は何にでも合いやすい構造だけど、最終的には自分で何とか合わせないといけませんね。
さて、最近またWheel Coversの新製品というか、復刻があって
*Unpainted(画像)・・・・・・・・・・・・¥57,750/pr <2枚のペア売り>
*Painted White(画像ナシ) ・・・・・¥66,150/pr<2枚のペア売り>
まだJapanには在庫していませんが、注文頂ければすぐ取り寄せできるハズ。(憶測)
コレ、やっぱりイイな~。実は前にOldsのオリジナルキャップを持ってったんだけど、ボクのクルマ
には付かなくて手放しちゃったんですよね。Wheelのディスク面が出っ張ってて、内側に凹んだ
カタチのWheel Coverはぶつかって付かなかったのです。残念、無念。。
こういう事は国産車、とりわけFF車などプラスオフセットのブレーキを抱え込むような形のWheelでは
よくある事です。たとえ後輪駆動の国産旧車(タテグロやMX41チェイサー等)であってもLancerなどは、
ほんの少しセンターが干渉するために、やっぱりキチンと嵌らなかったりします。
(ちなみに現在販売されてるSpacerは、この問題をクリアするために真ん中を大きく膨らませています)
付けたいWheel Coversの為には、Wheel(クルマ??)も選んでしまいますね!?
Wheel Coversはお手軽な部類だけど、うまくいくか・いかないかはやってみなければわからない、
付けたければ何とかするしかない、立派なカスタム!?ですね。
気分でいろいろ付替えて遊ぶ・楽しむのもいいですね。
-END-